住宅ローン控除は年末のローン残高の1%の所得税等が最大10回還付される減税制度で、現在のところ2021年12月31日までに居住の用の供した場合に適用されます。 1.住宅ローン控除:繰り上げ返済して残り借入期間が9年になる場合は? 住宅ローンを繰上げ返済して残りの返済年数が9年になる場合、住宅ローン控除はどうなるんでしょうか? 借入期間10年以上という条件に当てはまらなくなってしまうように感じますね。 「早く繰上返済するほどお得」とよく言いますが、本当にそうなのでしょうか? 例えば3,000万円の住宅ローンを組んでいる方が「毎年100万円ずつ繰上返済する場合」と「10年後に1,000万円を繰上返済する場合」をシミュレーションして比較すると、次のようになります。 住宅ローン控除の恩恵を最大限に受けて利息の負担を最小にする住宅ローン. 住宅ローンを組んで家を買ったら、できることならなるべく早く繰上返済したいですよね。 でも繰上返済の方法によってはその後の住宅ローン控除が受けられなくなる場合があります。 この記事では住宅ローンの繰上返済(期間短縮型)をする際の住宅ローン控除の注意点について説明します。 返済期間が10年未満で「住宅ローン減税」はストップする まずは、住宅ローン減税との関係から見ていきましょう。 ご存じ、住宅ローン減税とはマイホーム取得のために返済期間10年以上のローンを組んだ場合、適用年ごとのローン残高に一定利率をかけた金額が還付される税額控除の1つです。