公務員の定年が延長されるという議論が、本格的に実施に向けた協議に入ったようだ。ひいては、民間企業に勤めるサラリーマンも割を食う話になるだろう。さて、そうなると、公務員の給料や退職金、ボーナスなどは、今後どうなっていくのだろうか? 定年延長されると退職金はどうなる? 定年延長が見送られた理由とは? 2019年1月の通常国会において、国家公務員の定年を現行の60歳から65歳に延長するための関連法案が提出されました。 国家公務員の定年が60歳から65歳に延長されるのは2022年度から(早見表)。何年生まれの人がボーダーライン?定年延長となった場合の給料、退職金、役職定年制を解説します。地方公務員への影響は? 定年延長されると、公務員の退職金はどうなるの? 結論から言いますと「ガッツリ減らされる」と予想されます。 「予想される」という表現を私が使ったのは、「定年延長した際の退職金」についてもまだ何も決まっていないからです。 公務員は給料が良く安定した職業と言われますが、退職金はどのくらい出るのでしょうか。勤続年数別の退職金の計算方法や国家公務員と地方公務員の違い、定年延長の影響や退職金の削減時期などの他、退職金にかかる税金や退職金の支給日など関連する情報を含めて紹介します。 昨日の日経電子版に、国家公務員の定年を65歳に延長する法案の概要が判明したという報道がありました(今朝の1面トップにも掲載)。日本経済新聞 電子版@nikkei国家公務員の定年を60歳から65歳に延長するための関連法案の概要が分かりました。60歳を超えた職員の給与水準を60 韓国のレーダー問題のためか、あまり注目されていませんが、公務員にとって注目すべき法案が提出されずに見送ることとなりました。※2019年12月更新国家公務員の定年65歳延長となりました!よって、内容についてはアップデートしました。その法案とは