ばら色かび病(ばらいろかびびょう、Trichothecium roseum、トリコセシウム・ローゼム)は、カビ( トリコセシウム属菌)による植物の病気の一つ。 【ドクターズガイド】カビは数万種も存在するといわれ、その大多数は人には無害、もしくは有益な働きをするものですが、なかには、人間の体を攻撃、健康を害して重篤な病気を引き起こすものもいます。不安定な気候で体の抵抗力も弱りがちな季節、カビは私たちを狙っています。 歯周病が歯周病菌という細菌によって起こる感染症だということを知っていましたか。実は、この細菌は歯周病だけでなく脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもあるのです。歯周病治療をすることは歯だけではなく、体の健康を守る重要なことなのです。 1950年代に日本で発生した赤かび病にかかった麦類を原料とした食品などを食べた人の急性食中毒や、1940年前後に旧ソビエト連邦で発生した中毒事故 (ata症)などは、トリコテセン類のかび毒が原因と考えられています。 トリコテセン類の基本骨格 カビが原因で引き起こされる代表的な病気を11種類ご紹介。身体が元気であれば必要以上に神経質になる必要はありませんが、カビの胞子を吸って良いことは何もありません。知らず知らずのうちに健康を害さないためにも、普段からこまめに掃除と換気をし、カビ対策をすることが、大切です。 パナマ病の原因となった真菌が「フザリウム」の一種です。その後、パナマ病に強いキャベンディッシュというバナナの品種が見つかり、世界中に広がりました。しかし2016年に再び「バナナの危機」が心配されているのです。 カビは日常生活に溢れている身近な存在で、植物の一種であるため怖いイメージがありませんが、カビはアレルギーやぜんそくなどを引き起こす原因となります。カビの種類、カビによって引き起こされる人体の影響、そしてカビの種類ごとの対策方法をご紹介します!